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玄関ドアやテラス窓にバリアフリー網戸を設置する際、「プリーツタイプ」と「ロールタイプ」のどちらを選ぶべきでしょうか?喜室清展(HISS)の網戸専門家が、2つのシステムを徹底解析! 4.5mmキャタピラガイドから5mmフリーストップ対応ガイドレールまで、段差の少なさ、デザイン性、耐風・脱落防止性能、最大製作サイズなどの観点から、お住まいに最適なプランを客観的に選定できるようご案内いたします。

現代の全年齢配慮住宅(バリアフリー住宅)や高級住宅の設計において、出入口や大開口のテラス窓の計画は、開放感や通気性だけでなく、「通行の安全性」も極めて重視されます。従来の網戸にあった高い下枠(つまづきやすい段差)を無くし、高齢者のつまづき、ベビーカーやロボット掃除機通行の妨げにならないようにするため、 「バリアフリー収納網戸(景観を邪魔しない隠せる網戸)」は今や欠かせない標準設備となっています。

しかし、市販されている最高級バリアフリー網戸は、主に「バリアフリープリーツ網戸」と「バリアフリー横引きロール網戸」の2つのシステムに分かれます。どちらも床面を平坦にするという目的は達成できますが、物理構造、耐風限界、視覚的な印象は大きく異なります。

今回は、施工構造と実際の使用シーンに基づき、これら2つのバリアフリーシステムの違いを客観的に比較し、ご自身の空間に最も適した製品を精確に選定できるようお手伝いいたします。

 

一、バリアフリープリーツ網戸:極小段差とワンタッチ着脱を両立した定番モデル

構造と作動原理:

W型の連続した折れ目を持つプリーツ状の網面と、上下のチェーン構造(キャタピラ)を採用しています。開閉操作時には、網戸の展開に合わせてキャタピラが地面に平らに敷き詰められます。

バリアフリー性能と主な特長:

1.床面に極限まで密着する 4.5mm キャタピラガイド:

従来の固定された凸型レールを排除し、動的なキャタピラ構造を採用することで、地面の段差をわずか約 4.5mm(ほぼフルフラット)まで圧縮しました。見た目が極めてすっきりするだけでなく、高齢者の杖つき歩行や車椅子の出入りにも全く支障がありません。

2.工具不要!ワンタッチで外して丸洗いできる設計:

テラス窓の出入口は砂ボコリが溜まりやすい場所です。最高級のバリアフリープリーツシステムはモジュール化されたワンタッチ着脱設計を備えており、ドライバーなどの工具を使わず、両手で簡単に網戸ユニット全体を取り外して浴室などで丸洗いが可能です。日常的にお手入れを行いたいご家庭に非常に親切な設計です。

3.光と影の立体的なグラデーション:

W型の折れ目が日光を受けることで立体的な光と影を生み出し、空間に柔らかい奥行きをもたらします。

  • 最適な使用シーン: 頻繁に出入りする庭への出入口、フラットな床面を重視するバリアフリー住宅、日常的なお手入れのしやすさを追求する玄関ドアなど。
  • お客様のニーズに合わせて、「片引き」「多連動片引き」「両引き」「防虫・遮光ダブルタイプ」など、多種多様なスタイルにカスタマイズが可能です。

 

二、バリアフリーロール網戸:クリアな視界と高強度な耐風性を誇るテクノロジーモデル

構造と作動原理:

折れ目のない「フラットなネット面」または「遮光生地」を採用。ロールスクリーンのように機能し、開閉時には平らなネット面が側面の収納ケース内へスムーズに巻き取られます。

バリアフリー性能と主な特長:

わずか 5mm のガイドレール + 大開口対応:

1.床面には高さわずか 5mm の極薄ガイドレールを採用し、優れたバリアフリー性を実現。1枚の網戸で最大幅 2.5m・高さ 3.0m の超大型サイズまで対応可能なため、大開口の景観テラス窓でも視界を遮ることなくすっきりと収まります。

  1. 特許取得のフリーストップ機構と軽やかな操作感:

特許取得のワイヤー構造により、操作力はわずか 2〜3kg。スムーズに操作でき、「フリーストップ機能」により途中で手を放しても急な巻き戻りがありません。現場の環境に合わせて、ドライバー1本で巻取り力の微調整も可能です。

3.ダブルチェーンによるネット脱落防止構造(耐風仕様):

高層階で懸念される強風や突風対策として、特殊な「ダブルチェーン挟み込み構造」を採用。強風や不意の外力がかかった場合でも、一時的にレールから外れて衝撃を逃がし、その後の開閉操作で自動的に復元するため、ネットの破損を防ぎます。

4.選べるネットバリエーションと簡単お手入れ:

ニーズに合わせて、市販の花粉・防塵ネットやペット用強化ネット(防爪)などへカスタマイズが可能。また、手元ユニットは工具不要でスムーズに着脱できる設計のため、お手入れやメンテナンスも簡単です。

最適な使用シーン: 風が強い高層階のバルコニー、大開口のパノラマテラス窓、「防虫」と「遮光」の両立を求める西日の当たる部屋、折れ目のないクリアな視界を重視するミニマル空間など。

 

評価項目 バリアフリープリーツ網戸 バリアフリーロール網戸
見た目・デザイン 立体的なW折り目構造 フラットなネット面(クリアな視界)
バリアフリー底レール高さ 約 4.5mm(可動式チェーンガイド) 約 5mm(固定式 薄型ガイドレール)
1枚あたりの最大製作サイズ 連結対応により大開口・広幅に対応 超大型対応(単体で最大 W2.5m × H3.0m)
耐風・脱落防止機構 ワイヤーテンション構造 + フック構造(または耐風中骨)により、一般的な使用環境に十分対応 極めて優秀(ダブルチェーン挟み込み構造。外力による脱落時も開閉操作で自動復元)
操作性と位置固定 手動スライド操作(フリーストップ) 特許取得のフリーストップ機構(操作力わずか 2〜3kg)
お手入れ・メンテナンス 極めて優秀(工具不要の直感的なフルモジュールワンタッチ着脱) 手元ユニットのワンタッチ着脱が可能
特殊生地・網面の拡張性 防虫・遮光ダブルタイプ(遮光生地)の選択が可能 市販の防塵・花粉ネット、ペット用強化ネット(耐爪仕様)、防虫・遮光ダブルタイプに対応